セブンイレブンの会長さんだったかの口癖で、POS のデータの外側を見なさい、というのがありまして。まあつまり、セブンイレブンでは(ネットの通販や検索サイトもそうだけど)顧客と商品のデータベースというのが凄まじい情報量であるわけです。性別と年齢層は必ず入力されますし、そうした情報から割り出された顧客との兼ね合いでコンビニでガンダム関連が売れまくり、食玩コーナーが定着したのは有名な話。でも、よく考えてみれば、コンビニの顧客とガンダムとを POS レジのデータが接続したわけじゃない。以前はガンダム、置いていなかったんですから。POS に「ガンダムいける」と書いてあったわけじゃない。ガンダムとコンビニの顧客とを接続する情報を持ち込んできたのは POS の外からやってきた情報、バンダイの営業活動かもしれないし、セブンイレブン社内の企画担当の趣味かもしれないし、もしかしたら規模の小さい食品雑貨総合商店(よろず屋の類)に商品を卸している卸業者の直感かもしれない。そのへんの経緯はよく知りませんが、まあ多くはそうした様々な人たちの思惑の総合としてその手の成功は成立するのでありまして、POS レジデータはそうした種種雑多な外部情報を有効活用するために使用される。*1
まあ、クソつまらない、当り前の話です。
 
まるきり独り言ですってばさ。

*1:そゆこと考えずにためこむのが正しいマニアなんですが、そゆこと何にも考えずに中途半端に溜め込んだものを放出しちゃうのがオタクって奴で、という言い方もできますね