劇場版AIR

フラグも立ったことだし、これから最終上映に行ってまいります。
3回目はちょっと引いて見てた。そうしたら、観鈴の目の「の」の字にぐいっと引っ掛けられて気がつけばぐるぐるっと巻きとられてしまっていました。
「の」の字っていうのは文字通り「の」の形をしていたのです。実はこの映画、わりと頻繁に顔の形が崩れるんですけれども、基本的にそういうのが好きです。何の脈絡もなく(心理的にはあるけど、監視カメラみたいな物理的な理由付けなく、って意味でね)魚眼レンズなアップしてみたり。
たとえばどっかのTVアニメ(「赤ずきんチャチャ」とか)でもシリーズ前半、笑い顔や泣き顔のときの絵の崩し方がパターン化する前の試行錯誤のときが好きで、パターンが決まってしまって同じ崩し方を繰り返すようになってしまうと途端に絵の魅力が半減してしまうと思っています。パターン化された表情変化って感情の露出じゃなくて感情の糊塗に見えるもので。こないだ笑い方の練習しましたと書きましたが、今の自分の笑い方は気に入っていないです。