作画修正という悪夢

ぴちぴちピッチピュア」にアニメの新しい可能性を見出したのに、見出したあたりが全てDVDで修正されていた件について、おそらく僕以外の誰も書かないだろうから書く。
例えば、動画分担を薄く全体に引き延ばして一般なら「作画崩壊」と言われそうな部分を1話辺り数分以内に配分し、結果、1話内で極端にメタモルフォーゼするキャラクター達に、湯浅政明の劇場作品を遥かに凌駕するビートを感じ取った、のにDVDではそれが修正されてしまった、とか。
あるいは、マーメイドプリンセス達の巨大で揺れない胸にポストセーラームーンとして次の10年を切り開くパラダイムシフトを見て取ったのに、DVD版ではことあるごとに胸を揺らされていた、とか。
アニメファンのわずかな個性も許さないアニメーターに絶望した!