1年半ほど前の会話。

ともよ(以下と)「あのね、さくらちゃん」
さくら(以下さ)「なあに、ともよちゃん」
と「私この頃、自分が『あずまんが大王』の登場人物に似てきたよな気がするのですわ」
さ「そ、そうなんだ…(どのツラ下げて言ってるのかなあ)どのひと?」
と「ええっとですね(名前が思い出せていない) あっ、あの
『よーしヨミ、勝負だ〜!』
『わっはっはっ! オレの勝ちだな!』

ていう方ですわ」
さ「…ともよちゃん」
と「はい?」
さ「…その子、いちばん、似たらダメな人だと思うよ」

http://d.hatena.ne.jp/rulia046/20060118を読んでて思い出した。
というわけで今回は戦う少女の話。
初読、ただひたすらに唯一の問いかけだけが頭を巡った。
なぜこれを『ある日、爆弾がおちてきて』でやらなかったのか、と。
我々が読みたかったのはバクダンみたいな話と本作のようなネタとの完璧な融合であったはずなのに、と。両者の悪魔合体的融合によってこそ『ブライトライツ・ホーリーランド』の再来は可能であったはずなのに、と。私がかつて「古橋秀之は純愛ギャルゲーのシナリオを書くべきだ」と主張したのはまさにそのような作品の実現を信じてのことだったのに、と。
ついで考え直した。まだ1巻である。2巻以降がある。2巻以降の展開次第では、『ある日、爆弾がおちてきて』的ノリと本作の融合はまだ可能なのだ。我々はまだ負けてはいない。